Drone
令和2年度長崎県原子力防災訓練に参加
- 課 題
- 2次離島の島民の避難確認が困難
- 解決策
- 無人航空機ドローンによる住民避難監視
- 効 果
- 迅速かつ詳細な状況把握が可能に
佐賀県玄海原子力発電所の災害を想定し、長崎県・福岡県・佐賀県3県合同訓練が実施された。離島である壱岐市では、二次離島の島民が避難できているかの確認に、波が高く小型船で渡れない、また時間が掛かる、二次災害の危険など課題を持っていた。これらを解決すべく、ドローンを活用して上空から迅速に情報収集し、住民避難を確認するための訓練(検証)を実施した。本島より約2キロ先の島までドローンを飛行させ、機体に搭載した望遠カメラを活用し迅速な確認に成功。また、遠く離れた長崎県災害対策本部と壱岐市災害対策本部に、その様子をリアルタイム映像伝送することにも成功した。